オフィスでスポーツ!?
日本は「ストレス先進国」。なのに、ブレークタイムの過ごし方は「後進国」。そんなことがよく言われています。
私はまさにその通りだと思います。心配になるほど勤勉で、「休まない事」や「家でも仕事をすること」がいい事として考えられていないでしょうか。
いつしか世界はグローバル化と呼ばれ、様々な世界の価値観が日本にも入ってきたり、
昔と比べ、様々な職業が増えた事で「ワークライフバランス」と言う言葉をよく耳にするようになりました。
このような言葉が注目されるようになったのは、我々の中に、人生のほとんどの時間を仕事に捧げ、いつしか疲れ果ててしまった人が最近、増えてきているからではないでしょうか。仕事に誇りを持ち、毎日高いモチベーションで働き続けられる人は多くないようです。そのような方々からすると、この状況はネガティブなもので、気がつかないうちに心が病んでしまったり、新しい心の病気も増えている現状があるのです。
この現状を打破するには、ストレスを改善することが大切です。
しかし、会社でのブレークタイムのほとんどをプライベートのLINEのチェックや、携帯ゲーム、NETニュースを確認することに費やしてしまっている方も多いのではないでしょうか。
そして今、一部の企業で注目されているのがブレイクタイムにちょっとした運動、スポーツを取り入れるという事なのです。
具体的には、休憩時間に1、2分のストレッチ動画を見ながら、デスクでストレッチを行なっていたり、
会議室にヨガやピラティスの先生を呼んで、30〜40分の運動をしたり、ボクササイズやキクササイズの先生を呼び、オフィスでサンドバックを蹴ったりしている企業さんまであるのです。
実際にやっている企業の方からも非常に好評だと聞きます。
身体を動かすという事は、ストレス発散にもなりますし、1つの事をみんなで行なうという一体感もあり、会社内で仕事以外の共通話題ができるという事も実はオフィスの環境を良くする事に役立っているそうです。
2016-10-16