知らなかった!?筋肉と生活の素敵な関係♪
筋肉量が増えると、たくさんの付随的なメリットが生まれることがわかっています。スポーツをして筋肉が増えることは、きっとみなさんの人生を大きく改善してくれるはずです。
筋肉量が増えることは、身体の代謝を高めてくれることはもちろん、生活に多くのプラス要素をもたらしてくれます。
1.ストレスから身を守る
筋肉が多くなるとストレスによって生じる有害なタンパク質を体から追い出しやすくなります。これは、ストックホルムの研究所が最近実施した研究で明らかになった事実です。この研究から、運動に適応して鍛えられた筋肉では、ストレスと炎症から生じる副産物であるキヌレニンという物質を解毒する酵素が発現することがわかりました。
2. 老化プロセスを遅らせる
代謝活性の高い筋肉(細胞内に代謝を高めるミトコンドリアがたっぷりある、引き締まったタイプの筋肉)は、体重の増加や、病気にかかるリスクにいたるまで、あらゆることに影響を与えるという研究もされています。
1日中コンピューターの前に座り、ジムにも行かず、毎晩テレビを見る生活を送っていると、筋肉中のミトコンドリア数が減ってしまいます。でも、有酸素運動をすれば、ミトコンドリアを増やすことができるのです。筋肉がエネルギーを必要とすると、ミトコンドリアが組織内にある酵素と協力して、ミトコンドリアDNA転写の引き金になる遺伝子を活性化させます。その状況が長く続き、ミトコンドリアがたくさんつくられるほど、筋肉が効率的に脂肪を燃やし、エネルギーを生み出せるようになるそうです。
3. 姿勢を良くする
座っている時や立っている時の姿勢が良い人は、自信たっぷりに見えます。体幹(腹部、背中、腰など)の筋肉を鍛えれば、背骨が安定するので、正しい姿勢を保ちやすくなります。逆に体幹の筋力が弱いと、猫背になるだけでなく、首や肩のこりや腰痛、消化や呼吸の問題、疲労感、頭痛など、さまざまな健康上の問題が生じるおそれもあるそうです。
~まとめ~ ジムは必要ない
ここまで読んでいただいた方は、「筋肉を鍛えたいけれど、鍛えるためにしょっちゅうジムに通わなければいけない」と思うかもしれませんが、それは正しくありません。お気に入りの運動をいくつか見つけ、それを1日の日課に組みこむだけで良いのです。たとえば、腕を鍛えたいなら腕立て伏せ、体幹ならプランク、脚やお尻ならスクワットがおすすめ。それに、忙しいからできないなんてことはありません。
予定でぎゅうぎゅうになったカレンダーのせいで疲れ切っている人でも、1時間のあいだに数分の休みをとって、20回の腕立て伏せを3セットやってみたり、友達と好きなスポーツを週に一回やるだけでもOKです。
2020-01-08